岩下徹
山海塾ダンサー。ソロ活動では<交感(コミュニケーション)としての即興ダンス>の可能性を追求。’57年東京生まれ。かつて精神的危機から自分のからだを再確認することで立ち直ったという経験を原点とするソロダンスは、等身大のからだひとつで立つことから始まり、場との交感から生まれる即興として踊られる。’88年より滋賀県/湖南病院(精神科)で看護スタッフと共にダンスセラピーの試みを継続実施中。日本ダンスセラピー協会顧問。京都造形芸術大学客員教授。井野信義(いののぶよし)
1950年生まれ。群馬県出身
高校時代からベースを始め、21歳でジャズ界に入る。故 高柳昌行に多くの影響を受
け、フリーフォームの演奏に関しては厳しくその音背景を学ぶ。ジャズ界では当時の
あらゆるミュージシャンと共演、多くを学ぶ。中でも巨匠エルビン・ジョンズとの10
数年の演奏はジャズ音楽演奏の基盤となる。近年はジャズフォームから離れた所にあ
る、<ベース>という楽器の発表の可能性を考えつつ、詩人・ダンサーとの演奏を中
心に視野を少しづつ広げることに専念している。ギターの今井和雄との音は、一層自
由なアドリブラインの元に、展開をより幅を持って考える手段で演奏を行っている。
また日本にいまだ残る沖縄文化を深く知りたく、沖縄にも居を持ちそれに接している。