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赤れんが開館25周年記念事業
北谷直樹チェンバロコンサート
〜流れのほとりにて〜


2018年3月17日(土)14時開演/13時半開場
会場:クリエイティブ・スペース赤れんが ホールII
料金:一般2500円 エニー会員2200円
※当日券は残席がある場合のみ販売。上記いずれも3000円。未就学児入場不可
チケット発売日:1月6日(土)〜
プレイガイド:山口情報芸術センター/山口市民会館/アスピラート/文英堂山大前店/
松永ピアノショールーム/サンパークあじす/こどもステーション山口事務局/C・S赤れんが

主催:認定NPO法人こどもステーション山口(C・S赤れんが指定管理者)、山口市
共催:公益財団法人山口市文化振興財団
 
                     

                         〒753-0088 山口県山口市中河原町5-12

                        FAX083-928-6611 renga-ya@c-able.ne.jp

                                                                                                                 

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当日の様子
今年のチェンバロコンサートは市報の一面で紹介されたこともあったのか、早々にチケットが完売となりました。
満員御礼!御来場いただいた方、ありがとうございました。
今回残念ながらお断りさせていただいた方々も、毎年赤れんが主催のチェンバロコンサートは開催しておりますので、
ぜひ次回のご来場をよろしくお願いいたします。
北谷さんの優雅でおだやかな、超絶テクニックの演奏に、今回ゲストでご参加いただけたバロックバイオリンの杉田せつ子さんの演奏が
とてもマッチしていました。ぜひまた赤れんがで演奏をして頂けることを心より期待しております。ありがとうございました。

  

■プログラム(曲目は変更になる場合があります)

J.S. バッハ 1685-1750 パルティータ第4 ニ長調 BWV828

W.バード 1539/40-1623 パヴァーヌとガリヤード第9番 ト短調

作者不詳 16世紀 グラウンド上のグリーンスリーヴス ト長調

G.フレスコバルディ 1583-1643 パッサカリアにも基づく100のパルティータ ニ短調

M.ラザール 1964 ヴァイオリンとチェンバロのためのバレエ組曲

「ファウスト」からマーガレット III

                      「チェンバーマインド」からコンチェルト、ラヴストーリー

L.クープラン 1626-1661 トンボ?ブランロシェ を偲んで 組曲ハ調


■プロフィール

*北谷直樹(Naoki Kitaya)チェンバロ

 

北谷直樹は日本で生まれ、はや青年時代からヨーロッパの舞台で活躍している。ニコラウス・アーノンクール、ヨハン・ゾーンライトナー、アンドレアス・シュタイアーに師事。チューリッヒ音楽大学で 通奏低音の教鞭を執った後、現在はチューリッヒを拠点としてフリーの演奏家として幅広い活動を行っている。情感のこもった演奏の中に巧妙な技術を駆使し、音色は色彩的表現に富み、高い即興的流麗を醸しだしているとマスメディア全般からの絶賛を受ける。ソリスト活動と平行して、世界的名歌手のチェチリア・バルトリを筆頭に、ヒラリー・ハーン、ジュリアーノ・カルミニョ−ラ、ダニエル・ホープ、リッカルド・ミナージ、モーリス・シュテガー他と定期的に共演している。中でもバッハの作品解釈においては、幾度にも及ぶラインハルト・ゲーベルとの共演において強い刺激を受け、作品解釈のための知識と実践におけるコンセプトを得た。音楽監督、アンサンブルリーダーとしても非凡な腕前をもち、ヨーロッパ各地にてバロック器楽曲や オペラ曲などの演奏を率いており、近年ではエマ・カークビーをゲストに迎え、レオナルド・レオ「サルヴェ・レジーナ」などを演奏した。日本においては2011年、13年、16年とアンサンブル金沢へ招聘され、 バロックのみならずフィリップ・グラスなどの現代曲まで幅広いプログラムを率いている。

コンクールの審査員としては2006年ボン、2009年ベルリンで催されたドイツ音楽コンクールDeutscheMusikwettbewerbに、ヴィーランド・クイケン、ミヒャエル・シュナイダー、シェティル・ハウグスサンドと共に審査に参加。2012年には国際古楽コンクール〈山梨〉の審査も務めた。北谷の音楽に捧げる情熱はバロックだけに留まらず、クラシックからジャズ、 ポップ、さらに伝統的 な東洋と南米の音楽へと幅広く及んでいる。ドイツ・グラモフォン、ハルモニア・ムンディ・フランス、ソニークラシック等多くのレーベルからCDが多数リリースされているが、中でも、独奏曲「ルイ・クープラン」と「ヨハン・セバスチャン・バッハ」への評価は殊更高く、「クラシック・トゥデイ」http://www.classicstoday.com「クラシックホイテ」http://www.klassik-heute.deにて10点満点の評価を得た。

 

*杉田せつ子 (Setsuko Sugita)  ヴァイオリン

 

東京藝術大学音楽学部器楽科(ヴァイオリン専攻)を卒業後、ウィーン国立音楽大学に留学。1996年から2010年まで茨城大学教育学部にて講師を勤める。

これまでに浦川宜也、澤和樹、徳永二男、田渕洋子、フランツ・サモヒル、エンリコ・オノフリの各氏に師事。日本室内楽コンクール入選、パルマ・ドーロ国際音楽コンクール()最高位入賞。或る日、モダン・ヴァイオリンの最高音の線(E)に、ナチュラル・ガット弦(羊腸弦)を張って演奏してみたところ、それまで抱いていた金属のE線への様々な不満(音色、表現力、感触)が払拭されたことをきっかけに、2005年秋バロック・ヴァイオリン(オリジナル楽器/ピリオド楽器)を使用しての演奏の魅力に開眼し、以来バロック音楽の演奏を活動の中心に置く。オノフリ指揮ディヴィーノ・ソスピーロ(ポルトガル)にこれ迄多数の公演や録音で参加。オノフリのソロCD「バロック・ヴァイオリンの奥義」においてはテレマンのガリヴァー組曲に参加(二重奏)2007年にオノフリ氏命名の古楽プロジェクト“Cipango Consort(チパンゴ・コンソート)”を立ち上げ、以降来日公演、共演公演の企画運営を積極的に行い、その公演は CDジャーナル、モーストリークラシック、音楽の友、などの音楽関係各誌上において年間ベスト10 やベスト5のコンサートとして選出されるなどした。?2013年のエンリコ・オノフリwithチパンゴ・コンソートの公演の模様は、NHK-BSテレビ 「クラシック倶楽部」及びNHK-FM「ベストオブクラシック」にて繰り返し放送され更に話題となった。これまで独奏者としても、音楽の友、モーストリークラシック、レコード芸術の各音楽誌上で多くの評論家から高い評価を得ている。

ウェブサイト http://setsukosugita.com